天王寺動物園のフタコブラクダ「ラフ」、被災地・仙台へ

フタコブラクダのラフ

フタコブラクダのラフ

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)で飼育されているフタコブラクダの「ラフ」が被災地にある仙台市八木山動物公園に移動することが決まった。

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 ラフは昨年3月に生まれた雌のフタコブラクダで、現在は父親「ジャック」と母親「コニー」と共に生活している。一目でわかる特徴は、両親のように毛が生えそろっていない点。

 今回の移動は、八木山動物公園で現在高齢(24歳)の雌1頭が飼育されており、若い個体の導入を考慮中であったことと、天王寺動物園も「ラフ」の移動先を探していたことで話がまとまった。

 移動は夏の暑い時期の長時間の移動によるリスクを考慮し、9月以降になる予定。

 「ラフが八木山動物公園の環境に早く慣れ、被災地の皆さんにとって癒やしとなり、復興の応援になれば」と同園担当者。

 開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、大人=500円、中学生以下・65歳以上(大阪市在住者のみ)は無料。

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