来年3月7日にグランドオープンする日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)の展望台「ハルカス300」が報道陣に公開された。事業主は近畿日本鉄道。
同ビルは地上高さ300メートル(地下5階地上60階建て)。延べ床面積は30万6000平方メートル。グランドオープン時には展望台、大阪マリオット都ホテルが開業し、今年6月に一部先行オープンした百貨店「あべのハルカス近鉄本店」が全面開業する。そのほか、近鉄・大阪阿部野橋駅、オフィス、3月22日にオープンする「あべのハルカス美術館」などで構成する。
展望台は58階~60階部分で、エントラスは16階に設ける。展望台の面積は、60階=1280平方メートル、59階=670平方メートル、58階=1830平方メートルの計3780平方メートル。58階が上空まで吹き抜け構造の屋外広場。60階は360度ガラス張りの屋内回廊で一周175メートル。58階にカフェレストラン、59階にグッズ販売店も設ける。
最上階60階の床面は地上からの高さが約288メートルの位置にあり、天候にもよるが、遠方の明石海峡大橋、六甲山、関西国際空港などの景色が楽しめる。
個人入場券は12月26日に販売を始める。グランドオープンを迎える3月は当日券の販売は行わず、日時指定券のみを扱う。
入場料金は、大人(18歳以上)=1,500円、中高生=1,200円、小学生=700円、幼児(4歳以上)=500円。日時指定券は個人料金に500円加算。
営業時間は10時~22時。グランドオープン日は12時から。3月8日は9時から。以降5月6日まで8時30分からと営業開始時間を繰り上げる。