近畿日本鉄道は10月22日、日本一の高さを誇る超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)の展望台・ホテルがオープンし、百貨店が全館オープンする全面開業日が来年3月7日になったと発表した。
同ビルは高さ地上約300メートル(地下5階地上60階建て)で延べ床面積約30万6000平方メートル。新たに建設したタワー館とこれまで近鉄百貨店が営業してきたウイング館で構成する。今年6月、近鉄百貨店阿倍野本店が「あべのハルカス近鉄本店」に名称変更して一部先行オープンした。
営業面積約10万平方メートルの日本一広い百貨店のほか、近鉄・大阪阿部野橋駅、あべのハルカス美術館、オフィス、大阪マリオット都ホテルなどが入り、最上階などは展望台「ハルカス300」となる。
展望台は58階~60階(計約3780平方メートル)で3層の吹き抜け構造。360度ガラス張りで最上階は1周175メートル。入場料金は、大人=1,500円、中高生=1,200円、小学生=700円、幼児(4歳以上)=500円。営業時間は10時~22時。団体(15人以上)の予約受付を11月1日から、個人入場券の販売を来年1月頃からをそれぞれ予定する。