天王寺区役所で2013年9月、水谷翔太区長らが会見を開いて幸村博を開催することを発表。幸村が築いた「真田丸」を再現しようとジオラマを制作するプロジェクトも始めた。水谷区長は「全国の歴史ファンが天王寺に集まってほしい」と期待を寄せた。
通天閣で4月25日、幸村博の出陣式を開いた。甲冑隊が天王寺公園まで練り歩いてPR。通天閣が一日限定で幸村カラーの赤色にライトアップした。
天王寺公園でゴールデンウイーク中の5月4日、幸村博のプレイベントが開かれた。当日は天候にも恵まれ、入口前に長蛇の列ができるなど同園でかつてないほどの来場客があった。 ステージで、殺陣パフォーマンス、戦国武将に扮して「豊臣軍」と「徳川軍」に分かれた演舞合戦、真田家14代目・真田徹さんと歴史アイドル・小栗さくらさんのトークショー、武者行列などが行われた。会場では、「戦国IXA(スクウェア・エニックス)」「戦国BASARA4(カプコン)」「戦国無双4(コーエーテクモゲームス)」がブース出店したほか、幸村博の公式グッズなどを販売。戦国武将に扮したのは総勢約80人で、戦国系のコスプレーヤーも多数参加した。
真田山公園で11月1日(冬の陣)と来年5月~6月の2日間(夏の陣)のコアイベント、天王寺公園で来年10月~11月の2日間のファイナルイベントを予定する。
天王寺 真田幸村博