四天王寺(大阪市天王寺区四天王寺1)西大門広場で5月18日、アカペライベント「第16回 関西アカペラジャンボリー KAJa!2013」が開催された。
当日は延べ約5000人の観覧客を集め、プロのアカペラグループ3組を含む15組のライブを約6時間かけて行った。夜になるとステージ後ろの五重塔・金堂がライトアップされた。
KAJa!は、ネット上の掲示版に書き込まれたメッセージをきっかけに始まり1998年に京セラドーム大阪(当時は大阪ドーム)前の広場で初開催。以後は京都と神戸で毎年開催されてきた日本最大級のアカペライベント。予選を勝ち抜いたアカペラグループが出演できる。学生が中心となった実行委員が運営している。
今回は、阿倍野・天王寺のイメージ向上などを目的に、近畿日本鉄道、東急不動産、JR西日本が展開し、アカペライベントに力を入れているWelcomingアベノ・天王寺キャンペーン事務局との共催で行われた。
実行委員長で大阪市立大学3回生の中田有香さんは「実行委員の17人は昨年8月に結成して準備してきた。多くの方が聴いて聞いてくれてうれしい。イベントをどうやってできるかわからない私たちを多くの方が支えてくれた」と話す。「中田さんは(四天王寺境内にある)四天王寺学院高等学校を出ているので思い入れが強かった」というスタッフの声も聞かれた