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昭和町の登録文化財「寺西家阿倍野長屋」に鉄板焼き店「飛騨」

鉄板焼き店「飛騨」の店内

鉄板焼き店「飛騨」の店内

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 地下鉄・昭和町駅近くの「寺西家阿倍野長屋」(大阪市阿倍野区阪南町1)に9月19日、鉄板焼き店「飛騨 昭和町店」(TEL、06-6623-3315)がオープンした。

登録有形文化財「寺西家阿倍野長屋」

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 長屋は1933(昭和8)年に建てられた木造2階建て。長屋として初めて国の登録有形文化財に指定され、2006年に大阪まちなみ賞で大阪市長賞も受賞。同店のほか、3店の飲食店が営業している。

 店舗面積は1、2階合わせて29坪。全席が鉄板が敷かれたテーブルの掘りごたつ式で、席数は34席。木造家屋を生かした内装で、1階奥には庭もある。

 主なメニューは、黒毛和牛(各100グラム)の「サーロイン」「ヒレ」(以上2,500円)、「ランプ」(1,200円)、お好み焼きの「豚玉」、「焼きそば」(以上700円)。コース料理、ランチメニューも用意。

 お好み焼き店を展開する「風の街」のフランチャイズ店。オーナーの河本健治さんは物件を選んだことに「偶然が重なっている。近くの我孫子(住吉区)出身で、生まれたのも店近くの病院。同じ長屋のフレンチ店にはサッカー部の2年後輩がいた」と話す。店の印刷物などには「故郷」の文字も入れる。

 営業時間は11時30分~23時(14時~17時は休憩)。

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