近鉄百貨店阿倍野本店（大阪市阿倍野区阿倍野筋1）9階近鉄アート館で8月9日、吉本新喜劇の舞台を設け芸人も実際に登場する「上方演芸文化とよしもと100周年展」が始まった。

桂文枝さん、水野真紀さん、木村祐一さんが登場

　会場では、上方演芸年表、上方演芸殿堂入り名人、吉本新喜劇で使用する衣装、4月からなんばグランド花月で公演している吉本興業創業100周年記念公演「吉本百年物語」の写真などを展示するコーナーのほか、吉本新喜劇の舞台セットも設けた。吉本関連のグッズも販売する。

　舞台では1日3回、同劇座員によるギャグのこけ方のレクチャー「新喜劇でこけよう！」も展開。初日のレクチャーでは、子どもたちに向け、「お代はいくらですか？きつねうどんで300万円になります」と新喜劇定番のギャグでこけ方を指導した。舞台に上がり写真撮影は常時可能。

　期間中、「大道芸フェスティバル」（10日）、落語家が出演する寄席（11日）、若手芸人が登場するライブ（12日）、池乃めだかさんと宇都宮まきさんによるトークショー（13日）などを予定する。

　初日の9日は、今月11日から開幕する吉本百年物語8月公演「わらわし隊、大陸を行く」に出演する水野真紀さん、木村祐一さんのほか、先月に襲名したばかりの桂文枝さん（6代目、前名は桂三枝）も登場。公演についての会見を開いた。

　営業時間は10時～20時（最終日は17時まで）。入場無料。今月14日まで。