通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)で6月26日、ヒップフォークデュオ「ビリケン」がライブを行い、展望台に鎮座する幸福の神様・ビリケンさんと対面した。
ビリケンは、大阪出身のビリーさんと京都出身のオクダケンさんのユニット。ヒップホップとフォークソングを融合した「ヒップフォーク」という独自のスタイルが特徴。「なごり雪」「想い出がいっぱい」などの名曲をアレンジしている。関西出身の2人だが、出会った東京を拠点にしている。
2人は、9月1日に世界館(港区)で開催するワンマンライブ「第10回ビリケン夏祭り」の成功を展望台に鎮座するビリケンさんに祈願した。3階ではライブも開き、目当てのファンが多く訪れた。ライブは盛り上がり、アンコールでは幼稚園などで踊るという「ビリケン体操」も披露した。
ビリーさんは「関西に帰ってくるとほっとする。子どものころから好きなビリケンさんが3代目に変わったことをニュースで知って、プライベートで来ようと思っていたが、こんなイベントができて良かった」と振り返る。
7月31日に阿倍野のライブハウス「ROCKTOWN」で開かれるライブイベントにも出演を予定する。