通天閣「ビリケンさん」が引退-32年間鎮座、3代目にバトンタッチ

通天閣「ビリケンさん」引退

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 通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)展望台に5月22日、翌日の交代を控えた幸福の神様「ビリケンさん」に別れを惜しんで新世界ゆかりの人が集まった。

ビリケンさんに最後の別れを告げる

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 ビリケンさんは7月3日に控える通天閣(初代から)100周年に伴い、23日に新調されたビリケンさんと交代。現在のビリケンさんは2代目で1980(昭和55)年に設置。以来32年、幸福の神様として親しまれた。足の裏をかくと願いがかなうといわれ、訪れた多くの人にかかれた足の裏はくぼんでいる。2005年には東京・渋谷の百貨店で公開され、全国的に知名度が上がった。初代は新世界の基になる遊園地「ルナパーク」の名物だったが、閉園したときに行方不明になった。もともとはアメリカの女性芸術家が夢に見た神様がモデル。

 当日は、地下のスタジオ210で毎週月曜日に催される「通天閣歌謡劇場」に出演している演歌歌手・吉野悦世さん、新世界の串カツをPRするキャラクター「くしたん」のテーマソングを作詞作曲したシンガー・ソングライターのむんむさんや地元商店主らがビリケンさんに最後の別れを告げに訪れた。

 営業終了前には、通天閣観光・西上雅章社長からビリケンさんに感謝状と花束が贈られた。

 ビリケンさん(3代目)への交代は翌23日の営業開始前を予定。西上社長は「(2代目ビリケンさんを)大阪観光大使として旅に出したい」と話す。

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