四天王寺(大阪市天王寺区)で7月5日、ササトンネルを設ける七夕イベント「七夕のゆうべ」が始まった。主催は地元町会などで組織する同実行委員会。
今年で7回目となる恒例イベント。境内に天の川を模して、LEDイルミネーションが点灯する全長約25メートルのササトンネルを設けるほか、仙台七夕の吹き流しも飾る。夜は中心伽藍(がらん)にある五重塔・金堂をライトアップ。東日本大震災で被災された方の鎮魂と復興を祈願し、伽藍内でともす「鎮魂の灯火」ローソク(1口100円)、ササトトンネルに願い事を書いて飾り付けできる四天王寺七夕短冊(1枚100円)も用意する。
6日は、地元の人たちが出演する「七夕コンサート」(17時~20時30分)、天体望遠鏡で星空を観察する「星空観望会」(19時30分~22時)も予定する。
8日(20時から)、願いことが書かれた短冊を撤去して、願いが天に届きますようにとお焚き上げを行う。
ササトンネルの点灯時間は19時~24時(最終日は20時まで)。入場無料。今月8日まで。