大阪夏祭りの始まり「愛染まつり」開催へ-愛染娘が集合

愛染娘が「愛染まつり」の広報活動に出発

愛染娘が「愛染まつり」の広報活動に出発

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 四天王寺の支院「愛染堂・勝鬘院(あいぜんどう しょうまんいん)」(大阪市天王寺区夕陽丘町)で6月30日~7月2日に「愛染まつり」が開かれる。6月19日、祭りを盛り上げる愛染娘が広報活動を行った。

浴衣を着た愛染娘が集合

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 愛染まつりは、関西で最初に浴衣を着ることから別名「浴衣まつり」。「天神祭」「住吉祭」と並び大阪三大夏祭りの一つで、「大阪の夏祭りは愛染さんで始まって住吉さんで終わる」といわれ、聖徳太子が593年に開いた最古の夏祭りとも伝えられている。初日に愛染娘が宝恵駕籠(ほえかご)に乗って谷町筋を練り歩く「宝恵駕籠パレード」と、境内の多宝塔の前で「駕籠あげ」を行うのが恒例。境内のステージで愛染女組が歌って踊るパフォーマンスも行う。

 愛染娘は、公募で集まった304人から面接などで選ばれた石川友美さん、加藤花奈さん、木瀬遥さん、柴田文子さん、高田世莉菜さん、橋本雛さん、弘中沙也加さん、本めぐみさん、南口真衣さん、吉川藍さんの10人に留学生枠の2人が加わる。祭りの期間中に境内でお守りの授与などを行う。

 当日は、浴衣を着た愛染娘が境内に集まり広報ポスター用の写真撮影を行なった行ったほか、マスコミ各社を回る広報活動に向かった。看護師の南口さんは「宝恵駕籠に乗るのが楽しみ。笑顔と元気で大阪を盛り上げたい」と意気込む。

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