超高層複合ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)16階の「あべのハルカス美術館」で3月21日、翌22日から始まる開館記念特別展「東大寺」の開会式と内覧会が開かれた。
日本・東洋美術、西洋美術、現代アートなどさまざまな展覧会を開く同館。展示室の面積は約880平方メートルでミュージアムショップなども併設する。平日の閉館時間(月曜除く)が20時と仕事帰りにも寄れるように設定した。館内で音声ガイドの貸し出し(有料)も行う。
同展では、「誕生釈迦(しゃか)仏立像」「重源上人坐像(ざぞう)」などの国宝4件、重要文化財20件を含む約70件(会期中に一部展示替えあり)の東大寺の宝物などを展示する。ショップでは同展限定のオリジナルグッズも販売。
当日は、同館・浅野秀剛館長、東大寺・筒井寛昭別当などが出席して開会式が開かれたほか、誕生釈迦仏立像の前で法要も行われた。
開館時間は10時~20時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。月曜休館(3月24日・4月28日・5月5日は開館)。入館料は、一般=1,300円、大学・高校生=900円、中学生・小学生=500円。5月18日まで。