通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)展望台で11月20日、鳥取県関西本部が同月6日に漁が解禁となった同県産の松葉ガニをPRするイベントが開かれた。
松葉ガニはズワイガニの雄のことで山陰地方での名称。甲羅の幅が11センチ以上で足のそろっているものに産地証明のタグを付けている。鳥取県は2000年、11月の第4土曜日(今年は23日)を「鳥取県松葉がにの日」に制定した。
当日は、展望台に鎮座する幸福の神様ビリケンさんに松葉ガニを奉納。多くの人に鳥取の味覚を味わってもらえるように大漁を祈願した。カニをモチーフにした同県のキャラクター「ととリン」も登場。焼きがにせんべいを来場者に配った。
あべのハルカス近鉄本店(阿倍野区)タワー館地下2階鮮魚売り場でも同日から、松葉ガニの販売を開始。今月24日まで1日100食限定で試食ができる。同店6階街ステーションには今月23日、「ととリン」も登場予定(12時~15時、16時~19時)。近鉄百貨店の飯田圭児社長は今年2月から、「とっとりふるさと大使」も務めている。