お盆休みに突入して今年7月に開業100周年を迎えた観光地「新世界」が同地の名物・串カツ店に観光客が行列を作るなど、大きなにぎわいを見せている。
同じく初代から100周年を迎え、展望台などをリニューアルした「通天閣」は8月12日、展望台まで上る待ち時間が最大約2時間。通常はすいてくる夕方でも待ち時間が100分とにぎわっていた。
通天閣観光の高井隆光副社長は「夏休みに入ってとてもにぎわっている。今期は(2代目通天閣)開業の翌年1957(昭和32)年以来の入場者数150万人に到達する勢い」と話す。入り口付近には100分待ちの掲示を見て「今日は通天閣に上るのをあきらめる。大阪からなのでまた来れるから」と話す人も。
通天閣では通常の9時~21時から8時~22時(15日まで)と、お盆休みの期間は営業時間を延長している。