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阿倍野でヒューマンドキュメンタリー映画祭-被災地などテーマに10作品

「大丈夫。~小児科医・細谷亮太のコトバ~」(伊勢真一監督)など10作品を上映

「大丈夫。~小児科医・細谷亮太のコトバ~」(伊勢真一監督)など10作品を上映

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 阿倍野区民センター(大阪市阿倍野区阿倍野筋4)大ホールで8月24日~26日、「ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》2012」が開催される。

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 阿倍野区で2003年から続く同映画祭。当初はドキュメンタリー映画監督・伊勢真一さんと区役所がタイアップしていたが、現在は行政から離れ市民ボランティアの有志によって継続。同24日は「生きる」、25日は「被災地へ」、26日は「子どもたちよ!」と、日によって3つのテーマで上映する。

 24日は、寝たきりの障がい者と介助の若者たちの3年間を記録した「えんとこ」(伊勢真一監督)、新潟水俣(みなまた)病の舞台になった阿賀野川近くに住む人を記録した「阿賀に生きる」(佐藤真監督)、3人の教師を追った「“私”を生きる」(土井敏邦監督)を上映。

 25日が1957(昭和32)年に製作された原水爆実験の実態を伝えた「世界は恐怖する ~死の灰の正体~」(亀井文夫監督)、宮城県で自宅を津波で失った女子高生たちを追う「うたごころ 2012年版~宮城・三陸 女子高校生たちの青春~」(榛葉健監督)、震災直後からのまちづくりを記録した「阪神大震災 再生の日々を生きる」(青池憲司監督)、友人のミュージシャンの安否を訪ねた記録から始まり被災地の1年に迫った「傍(かたわら)~3月11日からの旅~」(伊勢監督)。

 26日が自然の中で子どもを育てる埼玉県桶川市のいなほ保育園を追った「こどもの時間」(野中真理子監督)、過酷な事件を経験したパレスチナ・ガザ地区の子どもたちの目線から戦争を追った「ぼくたちは見た~ガザ・サムニ家の子どもたち~」(古居みずえ監督)、小児がん患者と向き合う医師の姿を追った「大丈夫。~小児科医・細谷亮太のコトバ~」(伊勢監督)。

 初日には、20分以内の作品を公募していたヒューマンドキュメンタリーコンテストの入賞作品を上映。最終日に表彰式と最優秀作品の上映を行う。

 期間中は、苫米地サトロさん、human noteのライブ、監督などが登場するトークなども予定する。

 入場料は、1日券2,500円(前売り2,000円)、3日通し券5,000円。

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