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新世界「グリルDEN・EN」、ユニークなメニュー続々-幻の「焼氷」も開発中

「グリルDEN・EN」の店主・和田賢史さん

「グリルDEN・EN」の店主・和田賢史さん

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 新世界の喫茶レストラン「グリルDEN・EN」(大阪市浪速区恵美須東2、TEL 06-6632-7774)が新世界100周年記念で展開するメニューなど、さまざまな取り組みが話題になっている。

深夜に幻のメニュー「焼氷」の開発に取り組む和田さんら

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 同店は昨年、100年前に同地にあった遊園地の名称を用いた高さ約30センチの「ルナパークパフェ」(650円)を開発。さまざまなメディアに取り上げられ、目当ての客が多く訪れている。今年、パフェに花火を付ける「ナイトバージョン」(680円)も加わった。

 昭和30年代に当地で人気のあった「びっくりぜんざい」をアレンジした「びっくり氷ぜんざい」(600円)、大盛りのハヤシライス「びっくりハイライ」(880円)、中身は秘密の「大阪トースト」(220円)、コーヒーと砂糖を盛ったトースト(霜降りトースト)がセットになった「昭和セット」(530円)など、ユニークなメニューを次々と打ち出している。

 今月から、若手アーティストの活躍する場を作ろうと、毎週日曜に「DEN・ENライブ」と題したフリーライブも開いている。

 店主の和田賢史さんは100年前、通天閣(初代)前あった喫茶店「白雨亭」で名物だったという「焼氷」をメニュー化しようと、写真を発見した上杉酒店(恵美須東3)の上杉和功さんらと営業終了後、開発に取り組んでいる。7月にはメニューに加わる予定という。

 和田さんは「焼氷は当時の味を再現するのではなく、食べた人に満足してもらえるよう現代風にアレンジする」と話し、「自分の中では新世界100周年は2月に終わっている。100周年後のことを考えて切磋琢磨(せっさたくま)をしなければ」とも。

 「グリルDEN・EN」の営業時間は12時~21時。月曜定休。

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