山崎製パンと新世界100周年実行委員会はジャンジャン横丁(大阪市浪速区恵美須東3)で5月31日、翌6月1日に発売する「新世界100周年パン」商品発表会を開いた。
新世界100周年パンの「ランチパック 牛カツ」と「お好み焼き風パン」
新世界100周年パンは、「ランチパック 牛カツ」「お好み焼き風パン」の2種類。昨年2月に山崎製パンから同実行委員会に「100周年を盛り上げる手伝いができないか」と打診。新世界側から「新世界パンとか作れませんか」などのやりとりがあり、震災の影響で立ち消えそうになったが、今年になって具体的に話が進んだ。
「ランチパック 牛カツ」は、ジャンジャン横丁の老舗串カツ店「てんぐ」がソースを監修。「お好み焼き風パン」 はソースを包み、かつおマヨネーズ風ドレッシング、紅しょうがをトッピング。お好み焼き店「狐狐(ここ)」が監修。それぞれの味により近づけるため試食などを繰り返した。パッケージに新世界100周年ロゴを使い、裏面では街情報も記載する。
同実行委員会・大西幸次郎副委員長は「新世界にとって初めての食品企画。将来に向けての第一歩」と話す。山崎製パン営業課・中谷哲也さんは「より新世界100周年を盛り上げられたら」と期待を寄せる。
同商品は近畿2府4県のスーパー、コンビ二など約3000店で販売する。