
「まち絵本 とことこ おおさかパネル展」が9月5日、阿倍野にある銭湯「湯処(ゆどころ)あべの橋」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)で始まった。
同展では、阿倍野区内で3カ所の「子育てひろば」を運営するcodomotoままちっち(同)が自費出版した絵本「まち絵本 とことこ おおさか」のパネルを浴室に展示するほか、ロビーにフォトスポットなどを設ける。
「大阪のええとこ、ええもん」を紹介している同書が描くのは、大阪に関するあべのハルカスや通天閣などの観光スポットやご当地グルメなど。絵は大阪在住のイラストレーター・よしださやかさんが担当した。
「絵本は自費出版なので、阿倍野区周辺の書店を巡って、置いてもらえるように交渉した」と地域の母親を集めフリーペーパーを発行するなどして20年になるというcodomotoままちっちの代表理事・林静香さん。「お風呂に漬かりながら絵本の世界観を楽しんでほしい」と呼びかける。
同銭湯の営業時間は15時~23時。木曜、第3水曜定休。入湯料は大人=600円ほか。今月24日まで。