
あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)で防災の日の9月1日、住民参加型の防災訓練が初開催された。
阿倍野消防署をはじめとする協力団体との連携の下、地元の小学生約210人を含む地域住民約250人が「お客さま役」として参加した避難訓練のほか、阿倍野消防署による懸垂下降のデモンストレーション、起震車による震度7の地震体験、「けむりテント」で煙の中での避難体験も行った。
北村浩店長は「われわれが日頃からこういった訓練をしていること知ってもらうことで安心して百貨店を利用いただくとともに、小学生に防災を大切する意識を持ってほしいと考えた」と開催理由を明かし、「参加した皆さんが真剣だったので、実施して良かった」と振り返る。