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昭和町で恒例イベント「どっぷり昭和町」 昭和100年で一区切り

「どっぷり、昭和町。」の実行委員

「どっぷり、昭和町。」の実行委員

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 大阪メトロ昭和町駅周辺(大阪市阿倍野区)で昭和の日の4月29日、恒例地域イベント「どっぷり、昭和町。」が開かれる。

メインビジュアルを担当した小山ひなたさん

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 「どっぷり、昭和町。」は、4月29日が「みどりの日」から「昭和の日」に変わる前年の2006(平成18)年に、「昭和の日に昭和町にある昭和の建築で昭和を味わう」をコンセプトとして、昭和町駅近くにある登録有形文化財の寺西家阿倍野長屋を中心に始まった。年々会場やプログラムが増えて規模が大きくなり、近年は桃ケ池公園をメイン会場にして開催している。

 今年は、桃ケ池公園でさまざまな店が出店するマーケット、「大阪プロレス」による無料興行、「Heartful★Funks」らが出演する音楽ステージ、地元で活動する子どもや学生などが出演する「Let'sサークル」、阪南中公園で親子向けマルシェイベント「たねまきマルシェ」をそれぞれ開催するほか、15カ所以上で関連イベントを予定する。

 4月28日は、桃ケ池公園で初の前夜祭を行う。これまで同イベントに度々出演している木村充揮さんをはじめ、ちなげさん、Mayu Wakisakaさんが出演する。開催時間は17時~20時。観覧無料(投げ銭制)。

 昭和で数えると100年となる今年で同イベントは終了する。実行委員長の四井恵介さんは「『どっぷり、昭和町。』をきっかけにこの街を知り、この街で店を始めた人、この街に引っ越してきた人も増えて、当初の『昭和町を知ってもらう』という目的は果たせた」と話す。「4月29日に昭和町で何かをするのが定着した。来年も何かをやっていると思うので、終わりでなく今年で『一区切り』」とも。

 桃ケ池公園では9時30分にオープニングセレモニーを行い、17時にステージイベントの終演を予定する。観覧無料。

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