天王寺駅近くに10月17日、「豆ふ屋やすまる~豆富(とうふ)と鮨(すし)と日本料理」(大阪市天王寺区悲田院町)がオープンした。運営はオペレーションファクトリー(西区)。
1914(大正3)年建築の住友財閥の大阪別邸跡地で営業していた料亭だった建物の内装を全面的に改装した同店。一部の席からは日本庭園を望むことができる。離れも含む延べ床面積は約300坪。庭園前ペアシート席、VIP離れ座敷掘りごたつ個室、テーブルタイプの個室、蔵前個室などを用意し、席数は計80席。
自家製豆腐や赤酢シャリの江戸前ずしなどを提供する。ランチメニューは、「旬菜旬魚晩秋の9種箱庭ランチ」(2,970円)、「鯛(たい)めしと豆水湯葉豆富ランチ」(2,200円)、「和牛肉豆富と江戸前鮨ランチ」(2,420円)、「奈良五條の湯葉丼ランチ」(1,980円、いずれも土曜・日曜・祝日は550円増し)。
ディナーは、「焼き胡麻(ごま)豆富と和牛炭火ステーキ&江戸前鮨と湯葉鮪(まぐろ)とろ巻鮨」(6,600円、土曜・日曜・祝日は550円増し)などのコースや豆腐、湯葉料理、すし、造りなどの一品メニューを用意する。個室料は1人当たり550円。
同社の永井祐輔さんは「天王寺の異質な空間で、これまで日本料理店の営業で培ったノウハウを生かしたかった」と話す。「オープンしてから好調で、ランチは11月半ばまで予約がほぼ埋まっている。食事会や接待などさまざまなシーンで利用してほしい」とも。
営業時間は11時30分~15時、17時~22時。予約は、電話(06-6776-8809)とインターネットで受け付ける。