地下鉄御堂筋線・昭和町駅近くの昭南ビル(大阪市阿倍野区阪南町1)3階に2月11日、フィルムカメラ修理店「篠原カメラ」がオープンした。
主に国産のフィルムカメラの修理や写真用品の販売を行う同店。ファインダー、プリズム、スクリーンなどの清掃や、シャッタースピードの点検や整備などを行う。古物商の申請中で3月末ごろから、中古フィルムカメラも販売するという。
5月20日はプロカメラマンを招き、昭和町周辺を巡る撮影会も予定。昭和町駅周辺で4月29日に開かれる街おこしイベント「どっぷり、昭和町。」でも撮影会を行う。
店主の篠原一夫さんは「もともとカメラは30年ぐらい、自分で撮影・現像している。好きなカメラで仕事と考えた結果が修理になった。持ち込まれるカメラはおじいさん、お父さんから受け継がれたものが多い」と話し、「フィルムカメラを始める人を応援したい」とも。
昭和レトロな雰囲気が残る1959(昭和33)年築の昭南ビルは、2012年にリニューアルして雑貨店やアトリエなどが出店している。
営業時間は11時~18時。火曜定休。