近畿日本鉄道は南大阪線・吉野線の観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」で12月12日、冬季限定オリジナルケーキ「ボヌール」の提供を始める。
「青の交響曲」は、あべのハルカスが建つ大阪阿部野橋駅と桜の名所・吉野山の玄関口となる吉野駅を結ぶ「上質な大人旅」がコンセプトの観光特急。9月10日の運行開始から、1日4便はほぼ100%の乗車率で、延べ約2万人が利用したという。
ホテルのバーをイメージしたラウンジ車両では、軽食や酒などを提供。伊勢志摩サミットでデザートを担当した志摩観光ホテル料飲部製菓長兼大阪マリオット都ホテル料飲部ペストリー料理長の赤崎哲朗さんによる車内限定の「季節のオリジナルケーキ」も販売する。
「季節のオリジナルケーキセット」は今月12日から、冬季限定でブロンド・チョコレートでコーティングした濃厚なヘーゼルナッツのクリームに、ほのかな塩味のキャラメルクリームを組み合わせた「ボヌール」を用意する。コーヒーまたは紅茶がセットで価格は1,100円。