あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)ウイング館9階催会場で3月2日、物産展「東北六県今物語 味と技めぐり」が始まった。
東北の今を紹介するのを目的にグルメ約50店、工芸約15店が出展。東日本大震災から5年目を迎える今年3月11日に合わせて開く。会場には海鮮品、スイーツなど、さまざまな特産品が並ぶ。
フードコートも設け、タラ・サンマ・ツブ貝の刺し身を載せた海鮮丼などの「漁師の番屋めしセット」(1,601円)、比内地鶏の鶏肉と卵を使った「比内地鶏親子丼」(1,080円)、「盛岡冷麺」(901円)などを提供するほか、東北六県の10蔵30銘柄以上の地酒を用意する「地酒Barとうほく」も登場する。
宮城県・石巻地方の高校生が地元の魅力的な商品を紹介する「高校生百貨店」も実施。初日は高校生10人がブースに立ち、震災の炊き出しのカレーから、女川の名前が残るようにという思いを込め商品化した「女川カレー」を振る舞った。
開催時間は10時~20時(最終日は17時閉場)。フードコートは10時30分~19時15分(最終日は15時45分でオーダーストップ)。今月8日まで。