四天王寺(大阪市天王寺区)で8月11日、河内家菊水丸さんを迎えた盆踊り大会が開かれた。
盆踊りは昨年、同寺を建立したと伝えられる聖徳太子の千四百年ご遠忌(おんき)プロジェクトとして11年ぶりに復活。聖徳太子の生涯を詩にしたオリジナル河内音頭「聖徳太子一代記」は昨年の御誕生編に続き、今回は少年時代編を用意した。昨年は1日間だけだったが、今年は2日間開く。
当日は同寺の石舞台で菊水丸さんが御誕生編を約1時間半かけて歌い、多くの参加者が亀の池の回りで踊って盛り上がった。最後に参加者から菊水丸さんに大きな拍手が送られた。
同寺では今月9日から、参詣者が故人の名前をろうそくに記入して供養する「万灯供養」も開かれており、1日に約1万本のろうそくに灯がともる。今月16日まで。
盆踊り大会は今月12日も開き、菊水丸さんが少年時代編を披露する予定。開催時間は19時30分~21時30分。参加無料。