天王寺動物園(大阪市天王寺区)で昨年11月25日に誕生したホッキョクグマの赤ちゃん(雌)の名前が同園の100周年にちなんだ「モモ(百々)」に決まった。4月29日、同園が発表した。
ゴーゴ(雄、10歳)とバフィン(雌、23歳)の間に誕生した赤ちゃんは3月10日から一般公開を始め、多くの人が見物に訪れる人気者になっている。徐々に飼育場にも慣れ、今ではプールで泳ぐ様子も見られる。
赤ちゃんの名前は5つの候補から来園者の投票で決まった。ほかの候補は、「ユイ(結)」(浜松市動物園と天王寺動物園がより強い絆を結べるよう願って)、「ハンナ(阪名)」(大阪の「阪」と浜名湖の「名」をとって)、「マフィン」(母親のバフィンから名前をもらって)、「ねね」(大阪を舞台に活躍した豊臣秀吉の正室にちなんで)だった。