関西の小学生が、地下鉄などの事業所や周辺を社会見学して学ぶイベント「OSAKAはっけん隊」サマーツアーズが8月26日、新世界かいわいにも訪れた。主催は大阪市交通局。

ビリケンの足をかく小学生たち

　当日は、小学生10人が動物園駅・駅長室であいさつを済ませ、構内で「点字ブロックは何であるか？」「切符を裏返しに入れるとどうなる？」などのクイズを解いた。「だるま通天閣店」では串カツを試食。キャベツの食べ方やソースは2度漬けしてはいけないことを学んだ。その後、通天閣に登って眺めを楽しみ、ビリケンの足をかくとご利益があると教わり実践。通天閣の高井副社長は通天閣の歴史などを説明し質問にも応じた。新世界では「OSAKAはっけん隊」と元気な声を張り上げて歩いた。

　一行は、新世界を離れ「中百舌鳥検車場」（堺市）の見学をして、リポートを作成した。

　同イベント（サマーツアーズ）は8月22日～31日、さまざまな場所で実施。参加した小学生が社会見学で発見したことをホームページなどで発信する予定。