通天閣(大阪市浪速区)地下のスタジオ210で1月11日、通天閣発アイドル「まいどリームズ」と音楽バンド「イーゼル芸術工房」のフリーライブが開かれ、通天閣ロボも登場した。
通天閣ロボは高さ1メートル70センチで2足歩行ができる。製作費は約1,000万円で2010年に誕生。通天閣に設置され、腕を上げたりする動作や「ぼぼぼ、通天閣ローボー」などの音声を発して来場客を喜ばせたりしていたが、2年ほど前から稼働させていなかった。今回は日本橋、芦原橋、通天閣の3カ所で浪速区が1月18日まで実施するスタンプラリー「浪速区ものづくりラリー」の一環で復活させ、9日には浪速区の一日区長に任命されるセレモニーも開かれた。
当日は、まいどリームズとイーゼル芸術工房の音楽に合わせて通天閣ロボが手を振るなどしてパフォーマンスを披露。4回開いた全ての回が満席状態になるなど盛り上がった。
まいどリームズの美島なつきさんは「通天閣ロボが思っていたより動き、しゃべるのでびっくりした」と微笑む。