あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)ウイング館9階のスペース9で1月20日から毎週火曜、さまざま分野で活躍する人が、それぞれのテーマに沿った講義を行う「らぼ☆ラボNight」が開講する。主催は近鉄アート館(TEL 06-6622-8802)。
放送作家の東野ひろあきさんが企画。スケジュールは、フリーアナウンサーの山本浩之さん(2月3日、3月3日)、脚本家・演出家のわかぎゑふさん(2月10日、3月10日)、フリーアナウンサーの子守康範さん(1月20日、2月17日、3月17日)、弁護士の山岸久朗さん(1月27日、2月24日、3月24日)、落語作家の小佐田定雄さん(3月31日)。
12月3日に開かれた会見で、東野さんは「スペース9で常時稼働させることの相談を受けた。学校だと堅い。カルチャースクールもどこにもある。そのどちらでもなく気楽に学べるようなことに絞った。決まった曜日に数人が自身のテーマに沿って話をしてもらおうと決めた。(決まった)5人は最初に思いついた」と話す。
山本さんは「学びとかアカデミックなことに縁がないので引き受けるのにちょっと考えた。自分が昔から関わって来たのが音楽。大阪、阿部野・天王寺ゆかりのアーティストもいるので、音楽の話も含めて気楽に聞いてもらえる場にしたい。東日本大震災の取材で知り合った大槌町のミュージシャンをゲストに招いて震災の話をしたい。セッションもできれば」、子守さんは「毎日放送を辞めて、映像制作会社を始めて15年。取材で知り合った経営者を私の人間国宝として招き、現地で撮影した映像を見ながら話をしたい」、わかぎさんは「日本舞踊家とコラボしようと考えていたことをする。和をテーマに女性を中心に(和で遊ぼうをもじった)わそびたい」、山岸さんは「弁護士は医者と同じだと思う。こじれてから行っても治らない。事前に法律知識を持っているのが大事。弁護士は敷居が高くないとわかってほしい」、小佐田さんは「しゃべるのが嫌なので作家になったのに(笑)。落語の発想とは何かを話す。第2期があれば、落語の作り方的なこともできれば」と、それぞれ話した。
各回のテーマはホームページで公開する。開催時間は19時~20時30分。参加費は1回2,500円(自由席・入場整理番号付き)。12月7日発売。