通天閣(大阪市浪速区)展望台で3月5日、あべのキューズモール(阿倍野区)と同塔が3月7日に同じエリアで日本一の超高層ビル「あべのハルカス」がグランドオープンすることで「盛り上がるぞ宣言」を行った。
当日は、キューズモールの「アベーノアベーノ」が通天閣の一日社長、通天閣の「ビリケンちゃん」がキューズモールの一日支配人とそれぞれのキャラクターを相互に任命し合ったたほか、阿倍野・天王寺・新世界のエリアが「盛り上がるぞ」と宣言した。
ハルカスのグランドオープンに伴い、あべのキューズモールは今月7日~16日に飲食店12店がハルカスの高さ300メートルなどにちなんだ特別メニューを提供するなどを予定し、通天閣も7日の入場料を300円(12時~20時30分の受け付けが対象)にするキャンペーンを行う。
通天閣観光の西上雅章社長は「昨年はグランフロントがオープンして梅田地域が注目を浴びたが、今年はハルカスがグランドオープンするので南部(大阪市内)が盛り上がる。同じ展望台だが、ハルカスができることは大歓迎。この地域が活性化されるほうがうれしい」、あべのキューズモールの神津秀人総支配人は「阿倍野・天王寺の街に人が集まると思う。観光客が回って経済的効果もある。楽しんでいただけるよう通天閣などと連携していきたい」と、それぞれ話す。