通天閣本通商店街の飲食店13店が昨年12月より、各店独自のお子様ランチ「えびすお子様ランチ」を提供している。
「えびすお子様ランチ」は同商店街青年部代表の近藤正孝さんが、串カツ以外に新世界の名物を家族連れにアピールしたい狙いと、幼少時の思い出になったお子様ランチを、同じように子どもたちに食べさせたいと考え企画した。同商店街は通天閣の北側に位置し、現在脚光を浴びている南側と異なり、名物となった串カツ店が少なく、昭和レトロを感じさせる商店が軒を連ねている。
企画に賛同した飲食店は中華、喫茶、洋食、沖縄料理、かすうどんなど。1907(明治40)年創業のそば店「総本家 更科」は玉子丼、焼き鳥、大福、フルーツ一品(600円)を、とんかつ「万よし」は一口カツ、魚のフライ、エビフライ、ポテトサラダ、ご飯、赤だし、フルーツ一品(630円)を、それぞれ用意する。