オバチャーンとは「大阪のおばちゃんが世界を元気に」をテーマに2011年8月、「オバハーン(後に改名)」を結成。大阪のおばちゃんを連想させる「アニマル柄」「やかましい」「アメちゃんを持っている」を忠実に表現。主に大阪のイベントに登場するなどの活動を行っている。メンバーは最大で47人だったが、現在は13人。メーンで活動する7人は「仏セブン」と呼ばれる。メンバーの平均年齢は60歳以上。主婦タレントが多く在籍するみかん山プロダクション(岸和田市)に所属している。
結成のきっかけは大阪府が街の魅力を発信する目的で推進する「大阪ミュージアム構想」の一環で行われている「Osaka Lovers CMコンテスト2011」にオバチャーンの総合プロデューサー日座裕介さんが応募。同グループで不動のセンターを務めるオバチャーンレッドこと舟井栄子さんが出演した動画「オーサカのオバハーン」が一般の部で準大賞に選ばれ、大阪のおばちゃんパワーが求められていることを実感した。
ツムテンカクに登場新世界で2012年5月、デザイン&アートイベント「ツムテンカク」にプログラムの一つ「七人のオバハーン」として参加。アメちゃんを配るなどして盛り上げた。当編集部はインタビューを敢行し「日経新聞?あべの経済新聞は知らんな、ほな頑張りや」とのやり取りがあった。
デビューシングルの動画が人気に スーパー玉出などでロケを行ったデビューシングル「オバチャーンのテーマ」のプロモーションビデオが2012年10月にユーチューブで公開され、再生回数は38万回を超えている。
初のCD発売、通天閣でレコ発イベントも 昨年11月、第2弾シングル「オバレゲエ」でCDデビューを果たした。通天閣で発売日に開いた「オバレゲエ」のレコ発イベントにはテレビ、新聞など10社以上のメディアが取材するなど大きな話題になった。CDの販売数は関係者以外には6枚のみと苦戦した。レゲエらしく当初は夏に発売する予定だったが、メンバーが慣れない踊りなどに苦戦して11月にずれたという。
オバレゲエの動画は天王寺動物園などでロケ 第2弾シングル「オバレゲエ」のプロモーションビデオは、天王寺動物園のおりの中、新世界などでロケを行った。
今後の展開は プロデューサーの日座さんは「ライブ活動をガンガンやって、とにかく大阪を盛り上げたい。オバチャーンに会いに大阪にどんどん遊びにきて欲しいし、大阪の良いところをどんどんアピールしたい」と話し、「フジロックやサマソニなどの夏フェスに殴り込みたい。オバチャーンが世界を救うアクション映画を作りたい。紅白に間違って出たい」とも。
通天閣でフリーライブ決定 通天閣地下の「通天閣わくわくランド」で1月25日・26日、フリーライブ(13時~、15時~)を開く。CD販売、人生相談などを予定。入場無料。