天王寺動物園「奇跡のニワトリ」が4カ月ぶりに散歩 ファンが囲む

奇跡のニワトリ「マサヒロ」を囲む来園者たち(14日16時40分ごろ)

奇跡のニワトリ「マサヒロ」を囲む来園者たち(14日16時40分ごろ)

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区)で4月13日、奇跡のニワトリ「マサヒロ」の散歩を約4カ月ぶりに再開した。同14日は多くの人がマサヒロ目当てに来園した。

奇跡のニワトリ「マサヒロ」

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 マサヒロはヒヨコのころ、同園のアライグマやキツネの生き餌として2015年に搬入されたが、マガモのひなに餌を食べさせる先生役に選ばれたことから食べられずに済んだなど、3度の危機を奇跡的に生き延びた。奇跡のニワトリとしてさまざまなイベントやメディア出演も多い。映画「キセキ-あの日のソビト-」の舞台あいさつにゲストで登壇したほか、4月11日に放送された「ごぶごぶ」では浜田雅功さん、田村淳さんと対面した。

 昨年12月から、鳥インフルエンザが流行したことで園内散歩を自粛していたが、今回、防疫措置が解除されたため、以前のように散歩できるようになった。

 14日は、約50人の来園者がマサヒロを囲み、触れたり写真を撮ったりした。マサヒロに触れた人は「運をもらった」「神々しい」「実物は大きかった」などと話していた。

 同園では基本的に16時30分ごろ、マサヒロもしくは弟分のヨシトがコアラ舎前に登場する。飼育スタッフは「その日の体調で出すニワトリを決める。ストレスを感じるようなので、これまでのように抱っこはあまりさせられないが触れるのは大丈夫」と話す。

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