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あべのハルカスで仮想地域通貨の社会実験 新たな沿線活性化モデル目指す

近鉄ハルカスコインはスマートフォンで商品を購入

近鉄ハルカスコインはスマートフォンで商品を購入

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 日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)で9月1日、仮想地域通貨「近鉄ハルカスコイン」の社会実験が始まった。

「近鉄ハルカスコイン」の受け付けカウンター

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 近鉄グループホールディングスが仮想地域通貨を発行するためのプラットフォームを構築する第1ステップとして、ブロックチェーン技術を活用したシステムの技術検証や社会実装に向けた運用課題の抽出などを行うために実施する。システムは三菱総合研究所(東京都千代田区)が開発した。利用客はスマートフォンの専用アプリ、店舗側はタブレツトを使う。

 今回、近鉄ハルカスコインは現金5,000円に対して1万コインを発行(1コイン=1円相当)。参加者5000人は近鉄のKIPS会員を対象に募集し、応募者9246人から抽選で選ばれた。実施店舗は、あべのハルカス近鉄本店(一部除く)、あべのハルカス美術館、展望台のハルカス300。実施期間は10月1日まで。

 近鉄の担当者は「近鉄沿線には伊勢志摩などの観光地や住宅地もある。それらの地域でも実験を実施していきたい。それぞれの地域の特性に応じた仮想地域通貨を展開することで、近鉄グループの各事業の強化と新しい沿線活性化モデルの構築を目指したい」と話し、「スマートフォンを使うことでカードを持つ必要が無い。第三者を介しないのでコストを低減できる可能性があるので、お客さんにも還元できれば」と利用客にとってのメリットを明かす。

 利用客は「慣れたら小銭も減って楽だと思う。操作は簡単だった。クーポンのようなプレミアが付けばいい」と話していた。

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