四天王寺・五重塔の改修工事が完了 聖徳太子の千四百年御聖忌に向け

五重塔で竣工奉告法要

五重塔で竣工奉告法要

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 四天王寺(大阪市天王寺区)で7月15日、五重塔の耐震改修工事が完了したのに合わせて竣工奉告法要が執り行われ、内部の一般拝観が再開した。

四天王寺の中心伽藍

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 同寺を建立したと伝えられる聖徳太子の千四百年御聖忌(2022年厳修)に向けた整備事業の一環。昨年9月から、五重塔が立つ中心伽藍(がらん)の耐震補強や塗装の塗り直しなどの改修工事を行っている。工事は講堂(8月~2017年2月)、金堂(2017年1月~7月)なども実施し、2018年3月に完了する予定。

 同寺は創建された推古天皇元年(593年)から7回の焼失・倒壊の憂き目にあい、今回の「平成の大修復」は史上まれな大事業という。

 2014年には千四百年御聖忌プロジェクトの一環として盆踊りが復活。今年も8月11日・12日に石舞台で開催する。

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