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通天閣で72年ぶりに天井画復刻 長年の悲願を実現

通天閣で復刻した天井画を報道陣に公開

通天閣で復刻した天井画を報道陣に公開

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 通天閣(大阪市浪速区)で5月23日、初代通天閣にあった天井画を復刻した天井画が報道陣に公開された。

復刻された天井画

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 天井画は八角形で縦横が約17メートル。1944(昭和19)年に解体された初代通天閣の天井画でも広告企業だった「クラブコスメチックス(当時は中山太陽堂)」(西区)が寄贈した。日本画家の沖谷晃司さんが当時の写真などをもとに原画を制作し、印刷したフィルムを貼り付けた。画題は「花園に遊ぶクジャク図」で3羽のクジャクなどが描かれている。

 通天閣を運営する通天閣観光の西上雅章社長は「天井画の復刻は長年の悲願だった」と話し、「通天閣に登ってほしいが、天井画を見るだけでも新世界に来てほしい」とも。

 天井画の完成披露のセレモニーを7月3日に予定。現在は見ることができないが、工事の過程で6月下旬ごろには姿を現わすという。

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