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阿倍野で「東日本大震災活動記録パネル展」-揺れの体験コーナーも

大槌町での人命検索活動(写真=大阪市消防局提供)

大槌町での人命検索活動(写真=大阪市消防局提供)

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 大阪市立阿倍野防災センター(大阪市阿倍野区阿倍野筋3、TEL 06-6643-1031)で7月29日~9月6日、大阪市消防局が被災地における活動を記録した「東日本大震災活動記録パネル特別展」を開催する。

大槌町へ出場中の大阪府隊

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 3月11日に発生した東日本大震災。地震発生当日に万博公園に集結し現地に向かい約1カ月活動した緊急消防援助隊「大阪府隊」の活動写真約40枚を展示する。

 「大阪府隊」(陸上部隊)は、岩手県(釜石市・大槌町など)に消防車両160台、消防職員1,009人を派遣。救助活動、消化活動、救急発動を行った。

 災害時に必要な一連の行動を体験・学習できる同施設。大地震が発生した状況を体験できる「バーチャル地震コーナー」、消火器で初期消火の体験ができる「初期消火コーナー」や危険性を学習する「地震直後の街並みを再現したセット」などを設置。30分~100分の4コースから選択して体験できる。

 併せて、過去に起こった7つの地震と南海地震(想定)の揺れを実際に体験できる「震度7地震体験コーナー」をリニューアルし、東日本大震災のプログラムを追加する。ほか被災地の住民が撮影した津波の映像を放映する。

 開館時間は10時~18時。8月中は無休。入館無料(事前予約優先)。

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