阿倍野の銭湯「湯処あべの橋」（大阪市阿倍野区阿倍野筋1）で11月17日、同日始まった銭湯の魅力を伝えるプロジェクト「銭湯のススメWEST」についての会見が開かれた。

プロフリークライマーの野口啓代さん

　ビームスが日本の魅力を発信する「BEAMS JAPAN（ビームス ジャパン）」と、牛乳石鹸共進社（城東区）による「銭湯のススメ。」の第3弾企画として関西で初開催。今回は「銭湯×アーバンスポーツ」をコンセプトに掲げ、プロフリークライマーの野口啓代さんを始め、アーバンスポーツの選手たちが銭湯の魅力を体験・発信する。府内153浴場でグラフィティアーティスト・COOKさんが手がけたのれんジャックや、抽選でオリジナルグッズが当たるスタンプラリーも展開。ビームス梅田やビームス公式オンラインストアなどでオリジナルグッズも販売する。

　今回のプロジェクトには大阪メトロと京阪電鉄も参画。企画乗車券や 1日フリーチケット、1デーパスを対象の「ビームス ジャパン」と、あべのキューズモール1階に設置した自販機で販売する。

　会見では野口さんが登壇。「スペイン遠征の際、泊まっているホテルに湯船がなかったので、休みの日はお風呂に入るために2時間かけて隣のアンドラ公国まで通っていた。今日も浴場の匂いと温かさに包まれて幸せ」と話した。「この機会に多くの方にアーバンスポーツを楽しんでほしい。運動の後は銭湯で汗を流し、心も体もリフレッシュしていただければ」と呼びかける。

　スタンプラリーは2023年1月22日まで。