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新世界の串かつ店に「巨大ねぶた」 新たな大阪名物に

通天閣と巨大ねぶた「浪速の灯火」

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 新世界の通天閣近くにある串かつ店「日本一の串かつ 横綱 新世界本店」(大阪市浪速区)に4月25日、巨大ねぶた看板「浪速の灯火」が設置された。

【動画】「日本一の串かつ 横綱 新世界本店」に巨大ねぶた看板

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 同店は、昨年閉店したフグちょうちんで知られたフグ料理店「づぼらや新世界本店」の向かいにある。多くの観光客が通天閣と一緒に撮影したフグちょうちんは大阪の名物的な存在だったが、昨年9月に撤去された。横綱を運営するHASSIN(浪速区)が「新世界に再び灯を」をコンセプトに、同店改装を機にフグちょうちんに代わる名物を作ろうと企画した。巨大ねぶたを設置することで、「人々が上を向いて歩いて行けるように」という願いも込めているという。

 巨大ねぶたは縦約5メートル・幅約20メートルで、ねぶた師の北村麻子さんが約6カ月かけて制作。大阪らしく、たこ焼きや串かつも描かれた。緊急事態宣言が明けたころから、夜間点灯を行う予定。

 HASSINの里良太社長は「コロナの影響で観光客が減り、新世界に来る方が激減した。横綱は以前盛況だった、づぼらやと同じように新世界のシンボルとして頑張ってきた自負がある。横綱を復活させたいのと、コロナを撃退する思いを込めて派手に大阪らしさを表現できたら」と期待を込める。

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