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新世界で宮崎の中学生100人があきんど体験-地元特産品を販売

宮崎市立田野中学校の生徒(同校提供)

宮崎市立田野中学校の生徒(同校提供)

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 新世界(大阪市浪速区恵美須東)で12月13日、宮崎市立田野中学校(宮崎県)2年生約100人が修学旅行で訪れ、地元特産品を販売する「あきんど体験」が行われる。

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 販売するのは、青首大根や宮崎たくあん、いなかもの、割千大根きざみ、熟成きざみ、きゅうり漬、千切りキムチの漬物など。中学校のある田野町は干し大根(漬物用大根)の生産量が日本一という。価格は100~300円程度。

 新世界に届いたチラシには、「私たちはみんな明るく元気ですが、人前で堂々と発言するのが苦手な生徒が多いです。大阪の方々との交流を深めながら、大阪の活気と元気を頂いて人間的な成長を目指したい」などと書かれている。

 新世界では、修学旅行生の受け入れが多くなる傾向で、地元特産品を販売する「あきんど体験」のほか、クイズを出しながら回るツアーや串カツ店での職場体験なども展開。新世界町会連合会が協力している。

 新世界若手の会・新世界援隊副代表の近藤正孝さんは「修学旅行での企画が、生徒たちにとって、新世界での思い出になればうれしい」と話し、「地元の特産品を他の地域で販売することで、生徒たちが地元の魅力を再認識し、地元への愛着や誇りが生まれるきっかけになれば」と期待を寄せる。

 販売場所は、スギ薬局通天閣店前、ジャンジャン横丁北入り口、串かつ横綱通天閣店前、ゴールデン屋台街、販売時間は9時50分~12時50分を予定する。

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