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天王寺動物園のは虫類生態館、日本の自然エリアをリニューアル

日本の自然エリア展示場「日本石亀の里~モウリミスジャポニカ川~」(24日の内覧会で)

日本の自然エリア展示場「日本石亀の里~モウリミスジャポニカ川~」(24日の内覧会で)

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区)のは虫類生態館「アイファー」内の日本の自然エリア展示場が3月27日、リニューアルオープンする。

「日本石亀の里~モウリミスジャポニカ川~」のニホンイシガメ

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 リニューアルでは、「日本石亀の里~モウリミスジャポニカ川~」と題して、準絶滅危惧種のニホンイシガメを通して日本の生き物と自然の魅力について理解を深める発見をしてもらうことと、教育・環境教育の場として、ニホンイシガメが野生本来に近い姿でいきいきと過ごすことのできる展示環境を再現したという。

 整備では、昨年3月28日から5月31日、「水辺の原風景をアイファーに」をコンセプトに同園初のクラウドファンディングを実施。1017人から1,830万5,733円の支援が集まった。

 オープン記念イベントとして海洋堂の造形師・古田悟郎さんが制作したニホンイシガメなどのフィギュアを展示する「カメのうんちく展」も開催する。4月9日まで。

 「支援してくれた皆さんのおかげで、展示場がこんなにもきれいに完成した」と同園飼育展示課の中原祥貴さん。「国内でも身近にいるイシガメが住みづらくなってきた環境に関わっているのが人間ということを知ってほしい。イシガメに興味を持ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。

 開館時間は9時30分~16時30分(天王寺動物園は17時まで)。月曜休園(3月27日は臨時開園)。入館無料。天王寺動物園の入園料が別途必要。

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