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大阪市立美術館で「聖徳太子展」開催へ ゆかりの作品が集結

南谷勧学部長、瀧藤執事長、篠館長(提供写真)

南谷勧学部長、瀧藤執事長、篠館長(提供写真)

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 千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処(ところ)の天子」が9月4日から、大阪市立美術館(大阪市天王寺区、天王寺公園内)で開かれる。

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 2022年に聖徳太子(574~622)が没して1400年を迎えることを機に開かれる同展。太子信仰の中核を担ってきた和宗総本山四天王寺(天王寺区)の所蔵品を中心に、「聖徳太子絵伝」や「聖徳太子立像」など太子に関わる美術の全貌を紹介する。

 7月7日に行われたオンライン会見で四天王寺の瀧藤尊淳執事長は「当山の寺宝のみならず、全国各地から貴重なご宝物を出品いただく。一つ一つが太子への厚い信仰の結晶であり、宝物を一堂に会して行われる本展覧会はまさに太子信仰の集大成」と話した。「1400年もの長きにわたり、脈々と受け継がれてきた太子の和の精神を心の中にとどめ、聖徳太子のご遺徳と共に、広く皆さんに知っていただく機会になれば」と期待を寄せる。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館(9月20日は開館)。観覧料は一般=1,800円ほか。10月24日まで。

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